【年末年始の休館のお知らせ】
本年も大変お世話になりました。ご来館くださいました皆様、本当にありがとうございました。
歴史博物館の玄関にも立派な門松が設置され、新年をお迎えする準備を着々と整えています。
年明け、皆様を華やいだ雰囲気でお迎えできるよう、本日は安城の桜井凧をエントランスホールに飾りつけしていきます。
安城市歴史博物館では、明日(28日)より年末年始の休館をさせていただきます。
【歴史博物館 休館日】12月28日(木)~1月4日(木)
【博物館併設「喫茶古都」の年末年始営業日のご案内】
12月28日(木)8:00~10:30 モーニングのみ
12月29日(金)~1月1日(月) お休み
1月2日(火)8:00~10:30 モーニングのみ
1月3日(水)8:00~10:30 モーニングのみ
1月4日(木)8:00~10:30 モーニングのみ
年明けは1月5日(金)9時より開館いたします。
門松(~1月10日まで)や桜井凧(~1月21日まで展示)を見に、歴史博物館にお越しください。
また、1月7日(日)14時~は、安城の三河万歳保存会さんの出演による三河万歳「新春の招福舞」をおこないます。あわせて「文字書きからくり人形書初め」も披露します。お正月のおめでたい招福芸です。ぜひご観覧ください。
http://ansyobunka.jp/rek…/event&screening/index-eve&scr.html
来年も安城市歴史博物館をどうぞよろしくお願い申し上げます。来年も皆様のご来館をお待ちしております。
体験講座「ミニはにわづくり体験~成形から焼成まで~」を行いました
本日12月17日、体験講座「ミニはにわづくり体験~成形から焼成まで~」を行いました。
講師は名古屋経営短期大学 子ども学科講師の本田郁子氏です。
定員いっぱいの申し込みを頂き、満員御礼の講座となりました。
1日で焼きあげるため、指にすっぽりと入る可愛いサイズのはにわを作っていきます。
土をこね、めん棒に巻き付け乾かないよう手早く形成していきますが、慣れない作業にスタッフの粘土はカピカピに…
なんとか作業に戻り、目を作ったり手を付けたり、好みのはにわにどんどん変化していきます。
参加者の皆様の手元から可愛いはにわが生まれていく様は、見ているこちらもワクワクしてしまいます。
ドライヤーと布団乾燥機(こんな使い方があったとは!)で色が薄くなるまで乾燥した後、七輪で焼いていきます。
温度は1250度を超えることもあるそうで、場所によっては様々な色に変化し、同じ七輪で作業をしても同じようにはなりません。
こういった所が焼き物の楽しい所なのだなと思いました。
皆様の作品はどれも本当に可愛らしく、並べて写真を撮るなどされていました。
講師の本田先生、アシスタントの皆様、ありがとうございました!
次回の体験講座は年が開けた2月18日(日)10時より、おこしもの作りを行います。
申し込み開始までいましばらくお待ちください。
歴博講座「東海の人面文と安城の人面文」を開催しました
本日12月16日、歴博講座「東海の人面文と安城の人面文」を開催しました。
現在開催中の「発掘された日本列島展」に関連した講座になりました。
昭和52年に安城の亀塚遺跡から発掘され、平成28年に国指定重要文化財に指定された人面文土器を中心に当館学芸員が満員のお客様の前でお話をさせて頂きました。
大変興味深かったのは、イレズミの人面文土器はおおむね全国から出土されているのですが、畿内からは出てこなかったというお話でした。
イレズミ文化が比較的早めになくなったからかもしれない、それは他の土地と政治が違っていたからなのでは、というくだりから
畿内といえばあの為政者が関係していたりするかも…!?と非常にロマンの広がる一時間半となりました。
次回の歴博講座は年の開けました1月27日(土)14時より、企画展「一汁一菜」に関連しました「日本デンマーク時代の食」を開催いたします。
また、明日12月17日(日)14時より当館学芸員と愛知学院大学の学生ボランティアさんにより展示解説が行われます。
学生さんは14時から16時まで第一会場にみえますので、ご質問などありましたらお気軽にお声をかけて下さい。
青いベストが目印です!
安城歴博・中京大学連携講座を開催しました
本日12月9日、安城歴博・中京大学連携講座「1548年小豆坂の戦い前夜の三河情勢」を開催しました。
講師は、中京大学歴史文化学科教授の村岡幹生氏です。
今川、徳川、織田といった非常に有名な戦国武将がしのぎを削った小豆坂の戦い。
どのような経緯で合戦に至ったか、そして現在私たちの住まう三河はもちろん日本がどう動いたか、当時やりとりされた手紙等から導いたお話をして頂き、歴史の積み重ねを感じることができました。
満員となった会場からはお配りした資料を一斉にめくる音が響き、皆様熱心に村岡先生のお話に耳を傾けていらっしゃいました。
また、先生が某有名番組へVTRで出演された時の裏話など、なかなか聞くことのできない話題も出て、時折笑いも起こっていました。
次回の安城歴博・中京大学連携講座は来年1月13日(土)14時から「尾張藩の情報収集活動―殿中刀傷事件をめぐって―」となります。
講師は中京大学歴史文化学科准教授の白根孝胤氏です。
是非お越しください!
特別記念講演「水中考古学の世界を追う」を開催しました!
本日は豊橋市文化財センターの中川永氏をお迎えして「発掘された日本列島2017」の特別記念講演を行いました。
「水中考古学の世界を追う」と題された講演は事前のお問い合わせも多く、たくさんのお客様がお越しになりました。
日本の水中考古学の歴史は明治41年の諏訪湖からはじまり、また、現在はどう調査をすすめていくかといった説明を沢山の写真を紹介とともにお話しして頂きました。
最新の発掘調査ではロボットを使うそうで、それはなんと数億円するそうです。
だからといって完璧に調査ができるかというと、水中という環境では流されてしまうこともあるそうで…
分かりやすく時折ユーモアを交えた語り口で会場からは笑いが何度も起こりました。
豊橋市美術博物館では12/24まで東海地方の土偶が勢揃いする「東海大土偶展」を開催中です。
「発掘された日本列島2017」をご覧になったあとは是非そちらにもお出かけください!
日に日に寒さが厳しくなってまいりますが、暖かい博物館内でゆっくり過ごしていただけましたら幸いです。
ただいま中学生以下のお客様を対象にクイズラリーイベントを行っております。
全問正解者にはお菓子をプレゼントします。
なんと先着数量限定でお菓子がグレードアップしちゃいます!
そして明日14時より当館学芸員と愛知学院大学の学生ボランティアさんによる展示解説も行います。
展示解説のある日は16時まで学生ボランティアさんが第一展示会場にみえますので、ご質問などありましたらお気軽に声をかけて下さい。
歴博体験講座を行いました
本日は暮らしに活かす先人の知恵としましてロープワーク体験を実施しました。
一重つなぎ、もやい結びといった基本の結び方から、テントを張るのに役立つ自在結び等様々な結び方を杉浦先生から学ぶことができました。
参加者の皆さん熱心にメモを取りつつ手元もしっかり動かし、楽しい体験学習になりました。
今後も様々な講座を開いていきますので、是非ホームページ等でチェックしてくださいね!