歴博講座「日本デンマーク時代の食」を行いました
本日は企画展「一汁三菜」に関連しました歴博講座「日本デンマーク時代の食」を行いました。
農業先進地として主穀から果物、鶏卵など多様な商品生産が展開していた安城市。
大戦やそれに伴う混乱を乗り越え、現代に至るまでどのように市民は食生活を営んできたか、当館学芸員が当時の婦人の日記を中心に解説致しました。
現代では食の中心となっている洋食ですが、意外なことに簡単なものは戦前から取り入れられていたそうです。
ハレの日だけでなく、日常から新鮮な食材を買い求め、手をかけることで食卓を彩っていたことが資料からわかり、美味しいものが好きな日本人らしいエピソードも出てまいりました。
2月17日(土)14時より記念講演「食からみた近代のくらし―安城市域を中心に―」を行います。
講師は日本福祉大学知多半島総合研究所教授の高部淑子氏です。
予約等は不要です。
皆様のお越しをお待ちしております。