【学芸員日記】4/23 古文書手ほどきの様子です
古文書講読の入門講座「古文書手ほどき」が始まっています。
先回は、数字と単位の崩し字を読みました。
今日はその復習、宿題の答え合わせから始まりました。
宿題の答えを前のホワイトボードに書いてくれる人…
宿題なんて、学生時代以来…
でも、みなさん結構スラスラと…
今日の課題に崩し字辞典と首っ引きで取り組みます。
崩し字が少し読めるようになると、新しい世界が広がります。
これまでの受講生の中には、古文書を読む会に入って活動を続けている方もみえます。そんな仲間が増えると楽しいでしょうね。
【学芸員日記】4/22 博物館の建っているところは…
今日はお天気も良く、どこかに出かけたくなるような気持ちに…
お昼休みに、博物館の周囲を散歩してきました。
改めて、博物館の建っているところがどんなところなのかをご紹介します。
安城市歴史博物館が建っているところは、戦国時代、後に徳川宗家となる安城松平氏の拠点であった安城城趾です。
写真は古城図に二間半(の高さ)と描かれた切り岸址です。向こうに見えるお寺の本堂が建っているところが主郭、博物館が建っているのはその隣です。
安城城は、松平氏の力がまだ小さかった頃、西の織田氏と東の今川氏とのせめぎ合いの場所でした。安城城をめぐる織田と今川の攻防戦で奮戦して亡くなった善恵坊の碑が隣の八幡社の中に立てられています。
戦いの中で亡くなった女性を葬ったといわれる姫塚もすぐそばにあります。
お寺の北側にまわると、同じく安城城を巡る織田、今川の戦いで亡くなった本多忠高の碑への案内表示が…
寛政九(1797)年、当時岡崎城主であった本多氏が、祖先を讃えて立てた碑です。
家紋はもちろん立葵。
【学芸員日記】4/15 午後の内覧会に備えて
今日、午後に内覧会があります。それに備えて、午前中に最後の仕上げ作業をしました。どんなことが行われていたのでしょうか?
一部を紹介します。
展示作業に使っていた道具などもかたづけられ、
展示室内部はだいぶすっきり…
ガラスケースの掃除です。
こちらでも…
こちらでは、照度計で照度を確認中…
イヤホンガイドの表示の位置は…
この辺りで良いのかな?
ちょっと分かりにくいかな?
パネルの位置を微調整…
こちらでもイヤホンガイドの表示を貼っていました。