安城市歴史博物館 お知らせ

安城市歴史博物館で行われる企画展や催し物のレア情報をいち早くお届けします。

歴博講座「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」の彫金講座を行いました

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本日、歴博講座「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」の彫金講座を行いました。

講師は小林敏広氏、村井義幸氏、アドバイザーは平林祐二氏です。

去年より行っております本講座ですが、彫金は初となります。
スタッフも挑戦させて頂きました。

 

材料は10cm角程度の真鍮の板です。
それに図案をうつし、マジックで清書をし、釘とトンカチでしっかり打ち込みを入れていきます。
角度、強さで線の太さが変わる上、トンカチを使うので作業は慎重になります。
受講者の皆様の集中力は素晴らしく、一人もケガをせず終えることが出来ました。

打ち込みを作った後は液剤をつかい磨いていきます。
真鍮独特のくすんだ色から、まるで金を貼ったようなキラキラとした輝きが表れると、つい歓声が上がってしまいます。
スタッフが作った人面文土器とじんめんにゃん、いかがでしょうか?


次回の「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」は蒔絵ですが、好評につき満席となりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

歴博講座「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」の金箔講座が行われました

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本日、歴博講座「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」の金箔講座が行われました。
講師は中根英治氏、加藤隆氏、アドバイザーは平林祐二氏です。

三河仏壇といえば漆塗と純金仕上げが特徴で、きらびやかな浄土の世界が表現されています。
写真一枚目の宮殿をご覧いただければよくお分かりになるかと思います。
今回はその金箔貼りの技術を、10㎝四方ほどのタイルで学んでいきました。

さまざまな図案の中から好みのものを選び、金箔を貼ったタイルにそれをうつしていきます。
まだ薄い線ですが、これをスクラッチのように削っていきます。
削り棒の面を使い分けて細い線、太い線、綿で削りぼかしを入れると、漆のようにつやつやした黒いタイル面が露出していきます。
細かな作業ですので、みなさん息をひそめて真剣に行ってみえました。
その甲斐あって、素晴らしい作品が出来上がりました。

次回の「三河仏壇伝統工芸士の技に学ぶ」は彫金と蒔絵ですが、好評につき満席となりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

7月からはじまる寿三郎展に関連した講座も予定しておりますので、ぜひそちらも宜しくお願い致します。

前期展最終日、そして展示解説とコンサート

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安祥城址公園石舞台にて和洋楽器混成ユニットNEO Japanesqueさん演奏会が行われる為、全日から刻々変わる晴れと曇りの天気予報にスタッフ全員でハラハラとしておりました。
朝起きて天気が心配になりましたが、時間がたつにつれて驚くほどの快晴となりました。

NEO Japanesqueさんは5人組和洋楽器混成からなる編成で、オリジナルソングやクラシック、童謡やポップスまで幅広く演奏されるユニットです。
今日は抜けるような青い空の下、力強い演奏をアンコール含め8曲披露してくださいました。
NEO Japanesqueさんは9月24日(月)に名古屋BlueNoteにてライブを行いますので、是非お出かけください。


本日は国際博物館の日(5/18)にちなみ常設展観覧料が無料、そして企画展「安城文化財-モノ語り名品展Ⅴ-」の前期展最終日に重なり、たくさんのご来場を頂き本当にありがとうございました。
22日(火)より後期展がはじまりますので、こちらもお見逃しなく!

5月19日・20日の安城市歴史博物館

 

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本日、安祥城址公園にてホタルの解説と放流会を行いました。
極端な天候でなければ6月中旬頃から成虫になり、夜になると光を発して飛び交う姿が見られると思います。

その後、アサギマダラの好物であるフジバカマツワブキを植え、5月の爽やかな陽気の中、城址公園で自然を満喫することが出来ました。

ホタルやアサギマダラの情報は歴史博物館HPやSNSで紹介しますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。


そして、明日20日(日)のイベントもご案内します。

◆博物館無料開館デー◆

国際博物館の日(5/18)にちなみ常設展観覧料が終日無料となります。

◆NEO Japanesque演奏会◆

14時より(開場13時半)安祥城址公園石舞台にて和洋楽器混成ユニットNEO Japanesqueさんの演奏会を行います。

◆企画展「安城文化財-モノ語り名品展Ⅴ-」◆

14時より当館学芸員による展示解説が行われます。

明日20日(日)で前期展が終了となり、22日(火)より後期展となりますので、お見逃しのないようお願い致します。

 

この土日は安城市歴史博物館に是非お越しください!

記念講演会「三河大浜騒動をめぐって-「幽囚日誌」を中心に-」を行いました

 
 

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本日、記念講演会「三河大浜騒動をめぐって-「幽囚日誌」を中心に-」を行いました。
講師は同朋大学教授の安藤弥氏です。
 
2017年度に安城市文化財に指定された幽囚日誌は、江戸から明治という激動の中に起こった宗教政策に対抗する「大浜騒動」の首唱者、石川台嶺が1ヶ月半にわたり残した自筆日誌です。
今回の企画展「安城文化財-モノ語り名品展Ⅴ-」にも展示されていますが、一頁のみでどんな内容が書いてあるのか気になりませんか?
今回はその中身を紐解き、逮捕時の様相、尋問の様子、獄中生活の諸記録、家族や門徒との音信などを日付と共に解説頂きました。
廊下まで椅子を出す程に人気の大変熱のある講座となりました。
講師の安藤先生、ありがとうございました。
 
次回講座は6月16日(土)14時より、歴博講座「再発見!安城文化財」を行います。講師は当館の石川学芸員です。
企画展「安城文化財-モノ語り名品展Ⅴ-」は入場無料ですので、予習後に講座へ臨んでください。もちろん復習も大歓迎です。

「鎧の試着会」が行われました。

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本日5月5日はこどもの日という事で、安城市歴史博物館の大人気イベント「鎧の試着会」が行われました。
GWらしい晴天に恵まれ、大変たくさんのお客様がご来場くださいました。
混雑時にお待たせし、迷惑をおかけすることも多々あったと思います。
反省点を生かして来年以降も良い行事となるよう努めてまいります。
 
企画展も今期最高の入場者数となりました。
スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。
 
明日5月6日(日)は14時より2階講座室にて企画展記念講演会「三河大浜騒動を巡って-「幽囚日誌」を中心に-」を行います。
講師は同朋大学教授の安藤弥氏です。
企画展にて展示中の幽囚日誌についてお話をさせて頂きます。予約、料金は不要です。
ぜひこちらもお出かけください。

 

 

体験講座「石川丈山の風雅にふれる~丈山苑・丈山文庫の周辺散策~」

本日(20日)、体験講座「石川丈山の風雅にふれる~丈山苑・丈山文庫の周辺散策~」をおこないました。
案内ガイド役は安城市文化財保護委員会委員長の天野暢保さんにお願いし、17名の方が参加してくれました。
丈山苑をスタートし、旧明治郵便局、今回は通常公開されていない丈山文庫も訪れます。丈山苑内の詩仙閣では、苑の解説を聞くとともに、ツツジの咲いた素晴らしいお庭を眺めながらお抹茶もいただきました。
丈山ゆかりの地を訪ね、丈山の世界を触れる一日。「丈山の生き方に感動した」「本物の書が拝見できてよかった」「安城に素敵な文化財があることに驚いた」など参加者の方にも満足いただけたツアーとなりました。

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