安城市歴史博物館 お知らせ

安城市歴史博物館で行われる企画展や催し物のレア情報をいち早くお届けします。

特別展記念講演会「幕府軍制改革と幕末の動乱」が行われました

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本日、特別展記念講演会「幕府軍制改革と幕末の動乱」が行われました。講師は東京大学史料編纂所所長/教授の保谷徹氏です。
今年は明治元年(1868)から150年の節目の年にあたります。各地で幕末関連の展示が行われており、当館も安城市域にゆかりのある人物の展示を行っております。
その一人、安城村の農民柳助が所属していた幕府歩兵隊は幕府の軍制改革のひとつであります。
近年評価が上がってきているその幕府軍制改革と、それに機縁する動乱についてお話頂きました。
本当にたくさんのお客様にお越し頂きましたことお礼申し上げます。
保谷先生、ありがとうございました。

 

次回講座は12月8日(土)安城歴博中京大学連携講座「豊臣秀次尾張三河」講師は歴史文化学科教授の播磨良紀氏です。
混雑が予想されますので、お乗り合わせや公共交通機関でお越しください。

特別展「幕府崩壊-幕末維新を生きた地方の証言者たち-」がはじまりました

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本日より特別展「幕府崩壊-幕末維新を生きた地方の証言者たち-」がはじまりました。
平成30年の今年は明治元年より150年目の節目の年にあたります。
安城市域にも幕府歩兵隊として戦いに赴いた安城村の農民・柳助と、維新後藩の転封とともに三河に移り住み、里村(市内里町)で私塾を開いた水戸出身の漢学者石川部平といったゆかりの人物がおり、二人の記録を中心に、幕末の世相や混乱などを紹介してまいります。

 

特別展関連講座といたしまして「マイ落款を作ろう」を行いました。
人気の講座ということで早々に満員となり、当日も机と椅子をめいっぱい入れての講座となりました。
絵画や書に署名として使う落款ですが、それも自作となれば更に創作活動が捗るかと思います。
やはりお話を伺いましたところ、書道を嗜まれている方がおおくいらっしゃいました。
柔らかい人工石を削り、時にはやすりで削ってやり直しをしながら、皆様素敵なマイ落款を仕上げて下さいました。
講師の石川先生、参加者の皆様、ありがとうございました。

また、特別展初日ということで担当学芸員による展示解説も行いました。
熱心な歴史幕末ファンの方からご質問やご意見も頂戴し、充実した解説となりました。
次回は12月23日(日)14時より行います。
時間になりましたら展示室入り口までお越しください。
観覧料(¥400/中学生以下無料)のみでご参加頂けます。

 

特別展「幕府崩壊-幕末維新を生きた地方の証言者たち-」は1月14日(月・祝)まで開催しております。
今回はエントランス企画としまして謎解きクイズラリー「幕府歩兵隊サバイバル」も受付中です。
1キット100円(別途観覧料が必要)で参加頂けます。
1人1つではなく、1グループ1つでも大丈夫です。
ただし参加賞や正解賞は1つとなります。
企画展示室、常設展示室、埋蔵文化センター(安城市民ギャラリー)を使ったイベントとなりますので、是非ご参加ください。

安城歴博・中京大学連携講座が行われました

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本日、安城歴博中京大学連携講座「歴史における『日常』の発見-歴史ドラマ・小説と歴史学の接点を探る-」が行われました。
講師は中京大学歴史文化学科教授の小川和也氏です。

歴史好きの方にはお馴染の「大河ドラマ」この最高傑作は何だと論争になることはしばしばあるかと思います。
そんな非常に興味深い話題から始まった今回の講座は、歴史学時代考証がどのように日常に交わり、またそれが歴史に変化していくかをお話頂きました。
来年は改元され、この平成も過去となっていきます。
我々の日常も未来の人達にとっては歴史となります。
1日1日の積み重ねが過去=歴史となっていくと思うと、ワクワクしますね。
参加された皆様、小川先生、ありがとうございました。

 

次回講座のご案内です。

12月2日(日)14時より歴史博物館エントランスにて
記念講演会「幕府軍政改革と幕末の動乱」が行われます。
講師は東京大学史料編纂所教授の保谷徹氏です。
予約・料金は不要です。
11月24日より始まる特別展「幕府崩壊-幕末維新を生きた地方の証言者たち-」に関連した記念講演会となります。
ぜひお越しください

特別展にお越し頂きありがとうございました

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特別展「安城ゆかりの大名 家康を支えた三河石川一族」が終了致しました。
お越し頂きありがとうございました。

11月24日より特別展「幕府崩壊-幕末維新を生きた地方の証言者たち-」が開催されます。

平成三十年は、明治元年(1868)から150年の節目の年にあたります。
幕末維新と言えば志士の活躍が注目されますが、時代の表舞台には登場しなくとも、激動の時代に生きた記録を後世に残した地方の人たちが存在しました。
安城市域にも二人の人物の記録が伝わっています。
一人は幕府歩兵隊として水戸天狗党の乱追討、第二次長州征伐に従軍した安城村の農民柳助。
もう一人は天狗党の乱をきっかけに水戸を追われた後、福島藩に登用され、維新後藩の転封とともに三河に移り住み、里村(市内里町)で私塾を開いた水戸出身の漢学者石川部平です。
彼らはまぎれもなく時代をたくましく生き抜いた地方の証言者でした。

今回の特別展では、彼らの記録を中心に、幕末維新の世相や地域の混乱、幕府歩兵隊の動向などについて紹介していきます。

●関連事業●
12月2日(日) 14:00から
特別展記念講演会「幕府軍制改革と幕末の動乱」
講師:保谷徹氏(東京大学史料編纂所教授/所長)

12月15日(土) 14:00から
歴博講座「幕末維新の証言者たち-安城村柳助と石川部平」
講師:野上真由美(本館学芸員)
※予約/料金は不要です

●展示解説●
11月24日(土)
12月23日(日)
1月 5日(土)   各日14:00から
※予約は不要です。
時間になりましたら展示室までお越しください(要観覧料)

記念講演会「松本城と石川数正・康長」が行われました

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本日、歴史博物館エントランスにて記念講演会「松本城石川数正・康長」が行われました。
講師は松本城管理事務所研究専門員の後藤芳孝氏です。
本館学芸員が松本に史資料調査に伺ったところ、たまたま後藤さんにお会いし、そのご縁で講演会をお願いするはこびとなったそうです。
三河にとって「裏切り」となった数正ですが、松本にとっては「恩人」である。
そんな大変興味深い切り出しで、松本と数正の関係をお話しいただきました。
先週の歴博講座に引き続き、たくさんのお越しをありがとうございました。

 

特別展「安城ゆかりの大名 家康を支えた三河石川一族」は明日11月4日(日)までとなっております。
ご観覧頂いた石川(石河)姓の方にオリジナルポストカードを差し上げておりますので、身分証明書を受付にご提示ください。
最終日も17時まで開館しております(最終入場は16:30)是非お越しください。


11月24日からは特別展「幕府崩壊 -幕末維新を生きた地方の証言者たち-」が開催されます。
初日は14時より展示解説を行いますので、観覧券をご準備の上お時間になりましたら展示室へお越しください。

歴博講座「家康の友 石川家成、恋敵 康通」が行われました

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本日、歴史博物館エントランスにて歴博講座「家康の友 石川家成、恋敵 康通」が行われました。
家康の従兄弟であり友でありまた腹心であった家成と、家康に仕えながら大胆にも家康の妾を奪った通康。
史料を通じてこの石川家当主二人を当館の三島学芸員が解説させて頂きました。
本館の戦国系の講座講演会は人気がありまして、今回も例にもれずたくさんのお客様にお越し頂きましたこと心より感謝いたします。
 
さて、当館では「全国の石川さんウィーク」と題しまして、本日より11月4日(日)まで、特別展をご観覧頂いた石川(石河)姓の方へ限定の「三河石川一族オリジナルポストカード」を進呈しております。
限定300枚となっております。
(※受付にて身分証をご提示ください)
 
次回講座のご案内です。
11月3日(土)14:00より記念講演会「松本城石川数正・康長」を行います。
講師は松本城管理事務所研究専門員の後藤芳孝氏です。
特別展最終日前日となりますので、是非展示と併せてお越しください。

「アルミ缶アートで戦国武将の家紋を作ろう」が行われました

本日、特別展「安城ゆかりの大名 家康を支えた三河石川一族」の関連講座といたしまして、「アルミ缶アートで戦国武将の家紋を作ろう」が行われました。
講師はNPO法人CAN缶アートGの宇野美紀子氏です。
 
 

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とても立派な家紋飾りですが、なんとアルミ缶で出来てしまうんです。
彫金の要領でアルミ缶を叩き、写しとっておいた模様を浮き出すようにしていきます。
 

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その後、マジックで色を際立たせれば完成です。
 

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みなさま自分の「推し」武将の家紋を大変楽しそうに作ってみえました。
中には石川数正の家紋を作って下さった石川さんもいらっしゃいました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
 
 
次回講座のご案内です。
 
11月24日(土)13:00~16:00
「マイ落款を作ろう」 講師:石川桂氏(篆刻家)
参加費¥500 定員20名
※申し込みは11/6(火)9:00~電話にて受付開始
 
素敵なオリジナル落款が作れます。是非ご参加ください。