歴博講座「東海の人面文と安城の人面文」を開催しました
本日12月16日、歴博講座「東海の人面文と安城の人面文」を開催しました。
現在開催中の「発掘された日本列島展」に関連した講座になりました。
昭和52年に安城の亀塚遺跡から発掘され、平成28年に国指定重要文化財に指定された人面文土器を中心に当館学芸員が満員のお客様の前でお話をさせて頂きました。
大変興味深かったのは、イレズミの人面文土器はおおむね全国から出土されているのですが、畿内からは出てこなかったというお話でした。
イレズミ文化が比較的早めになくなったからかもしれない、それは他の土地と政治が違っていたからなのでは、というくだりから
畿内といえばあの為政者が関係していたりするかも…!?と非常にロマンの広がる一時間半となりました。
次回の歴博講座は年の開けました1月27日(土)14時より、企画展「一汁一菜」に関連しました「日本デンマーク時代の食」を開催いたします。
また、明日12月17日(日)14時より当館学芸員と愛知学院大学の学生ボランティアさんにより展示解説が行われます。
学生さんは14時から16時まで第一会場にみえますので、ご質問などありましたらお気軽にお声をかけて下さい。
青いベストが目印です!